「星書」「二星物語」の世界

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「双星記」から始まったマサ・キティ星系を舞台にした星間戦争の物語について、シリーズ名はなんなのですか、とよく訊かれました。すでに、「双星記」五巻、「ダイアナ記」一巻、「デス・タイガー・ライジング」四巻、合計一〇巻に至り、さらに書きつづける予定です。ここで改めてシリーズとして「星書」もしくは「二星物語」と呼びたいと思います。
「星書」もしくは「二星物語」シリーズは、ふたつの太陽を持つ二重太陽系で勃発した星間戦争を舞台に、戦争と災害に翻弄される人々を描いた物語です。筆者のなかでは、以前から未来史を書きたいという意欲がありました。ただ、従来の「縦の未来史」ではなく、「横の未来史」はできないものかと考えてもいました。従来の未来史は時系列が縦につながり、ひとつの歴史の過去や未来などさまざまな時代を描くというものです。ひとつの歴史のさまざまな時代を描くのではなく、ひとつの限定された時代を、人や場所を変え、さまざまな視点から描けないものか、と思ったわけです。舞台は二重太陽系。主星αの周囲を伴星βが千年周期で回っています。ふたつの太陽は千年ごとに大接近し、それぞれが伴う有人惑星に文明が崩壊するほどの大災害をもたらします。いま、まさに千年に一度の接近期が迫り、伴星βの第二惑星ベルゼイオンは壊滅的打撃を受けることが予想されます。そこに棲む人類は、生存を懸けて、もうひとつの有人惑星――主星αの第三惑星アル・ヴェルガスに戦争を仕掛けることになるのです。かくして、本シリーズが始まります。



現在、この特集ページは、鋭意製作中です。「工事中」の箇所が、多数あります。この特集ページに公開されたテキストは、「双星記」をはじめとする作品を執筆するにあたって書き溜めたメモや設定資料、企画書として準備した文書などから抜粋し、ウェブ用に修正を加えたものです。製作途上であり、厳密に考証をしておりませんので、作者の誤認、記述ミスなどがありましたら、ご容赦ください。徐々に修正し、充実を図っていきたいと考えます。

以下、作品リスト以外には、ネタバレがありますので、ご注意ください。



作品リスト  
「星書」「二星物語」の発表されている作品を紹介 ……$04.07.13

キーワード  
物語世界の鍵となる言葉について ……$04.07.13

舞台  
物語の舞台となる宇宙、惑星、街を紹介 ……$04.07.13

宙軍と宝石艦隊  
ベルゼイオン側の宙軍と宝石艦隊、世界について ……$04.08.01

宇宙軍と衛星軌道軍  
アル・ヴェルガス側の軍隊、世界について ……$04.07.31

人名辞典  
物語に登場する人物たちについて ……$04.07.31

年表  
物語世界での歴史について。ネタバレあり ……$4

主要参考引用文献  
参考にしたり、引用した文献リスト ……$04.07.13




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